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南アフリカで実地を踏んだことで、一気に仕事が波に乗ってきました。これからまた激変することは確かなのですが、とりあえず・・・。

そうそう。遅くなりましたが、そしてどれだけ水泳関係者がこのブログを訪れるのかは定かではありませんが、とりあえず競泳に関する重要な情報。先週末にドバイで可決されたFINAの決定事項がいくつか。FINAのオフィシャルサイトで公表されたことだし、載せて損することでは無いと思うので、載せておきます。ちなみに、意訳ですのであしからず。

1.ローマ世界選手権での新スタート台の導入が見送られること。
在庫に限りがあり入手が不公平であるため、見送られることとなった。同大会では、北京五輪と同じ型のものが使用される。

2.ローマから水中ビデオ泳法審判が導入されること。
従来は、水中動作においても、プールサイドの泳法審判の目視により判断されていた。

3.水着の承認に関する新ルール。
ローマにおける水着に関する応急的補正条項は、2月20日にローザンヌ(スイス)において発表された補正条項案を認める形となり、この条項は2009年12月31日まで有効。また、2010年1月1日以降の水着の認定に関する必要項目も決定した。

実はこのルールが適用され、2009年内の補正条項の第6項に抵触するということで、早くも今日オーストラリア選手権にて、世界新記録の取り消しというニュースがありました。情報をアップデートしていくことの重要性を感じます。記事はこちら→水着2着着てた!世界新記録を取り消し

ルールの詳細は下記の通り。


●2009年12月31日まで●
1)デザイン:首を覆うもの、及び、肩、足首を超えて体をカバーするデザインは認めない

2)素材:水着に使われる素材の厚さは 1mm を超えてはならない。素材は体の線に沿って使われなければならない。また、素材を重ねることにより、空気のポケットを作ることはできない

3)浮力:水着の浮力は 1 ニュートン(100gr)を超えることはできない

4)形状:外部からの刺激や影響を与えるシステムをいかなる形であっても禁止する(例えば痛みの軽減を促したり、化学や医療上の物質を放出するもの、電気的な刺激を与えるものなど)

5)カスタマイゼーション:承認を受ける水着はすべて同じ生産手法で作られ、承認を受けたサンプルとは異なるもの、選手個人に対する改造(カスタマイゼーション)は認めない

6)使用:選手は 1 レースに 1 枚の水着を着用する(重ね着は禁止)

7)コントロール:FINA は独自のコントロール・検査プログラムを開発する。スイス・フェデラル・インスティテュート・オブ・テクノロジー(EPFL)およびポリマー&コンポジットテクノロジー・ラボラトリーの Jan-Anders Manson 教授のチームにより水着の科学的検証が実施される

8)承認:水着メーカーは 3 月 31 日まで、承認を受けるための申請を行なう

(以上ベースボール・マガジン社「スイミング・マガジン」4 月号より抜粋)


●2010 年 1 月 1 日以降●
1)承認条項:FINA 公式大会、及び、オリンピックにおいて使用されるいかなる水着も、以下に挙げる新ルールに則り、また新手続きに準ずる仕様でなければならない。また、上記以外の大会で樹立された世界記録に関しても、FINA の認可した水着を着たものについてのみ承認するものとする。

2)透水性:前条項にて挙げた、厚さ、浮力に関する検査に加え、独自の「透水性検査」に則り、FINAは非透水素材を定義することとする。非透水素材はフルボディ仕様の表面積の最大50%まで認める。同仕様においては、水着の上部、及び、下部にそれぞれ最大 25%まで非透水素材を使用することを認める。非透水素材は、識別できるものでなければならない。

3)提出期限:同ルールにおける、最初の提出期限は 2009 年 11 月 1 日とし、その後は毎年 8 月 1 日までとする(例:2010 年 8 月 1 日、2011 年 8 月 1 日)とする。FINA 世界選手権、及び、オリンピックの 12 か月以前に提出された水着のみ、これらの大会で使用できる。また、準じて承認を受けた水着は FINA 世界選手権、及び、オリンピックの 6 か月以前に一般販売されなければならない。

4)承認された水着のリスト:FINA は承認された水着のリストを発行するものとする。このリストは、承認の評価項目と条件が商品と一致するという事実に基づいたものであり、偏見に囚われるものではない。

5)適用:以上の新ルールは 2009 年 10 月 1 日より適用される。また、ここで承認される水着は 2010年 1 月 1 日より競技に使用されるものとする。必要に応じて、FINA 事務局は更なる改正を発表し得る。

また、2010年1月1日の新ルール施行以降、FINAは今後も競技力を向上させる道具の進化の監視を続け、また、形状、素材、その他対応すべき要素に関する開発を精査していく方針を発表しています。
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