上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
コーズ・リレーテッド・マーケティング(Cause Related Marketing)。要は企業のマーケティングを社会的な課題のために活用するということ。

例えば、ある商品の売り上げの一部が世界の恵まれない子供たちのための募金になるとか、そういう社会貢献的な部分をもちつつ、商品の販促も行うという活動です。

米国でマネジメントしていたGary Hall, Jr.選手は、1型糖尿病を持ったアスリートで自身で「Gary Hall, Jr. Foundation for Diabetes(ゲーリー・ホールJr.糖尿病基金)」というNGOを持っています。彼は治療法の見つかっていないこの病気の研究費を調達するため、イベントを行ったり、自身のスポンサー契約の一部を寄付するなどの活動をしています。

最もわかりやすかった例は、あるシェービング・フォームのブランドとタイアップして、売り上げの数%がGHJ基金に回るといったものでした。米国では多くの子供たちがこの病気にかかっており、大きな社会的課題のひとつになっているので、これはまさにCRMの具体例と言えます。

CRMはCSR(企業の社会的責任)の活動のひとつとして、とても意義深いものだと思います。もちろん販促ということも目的のひとつですが、相乗効果で社会的課題に取り組むことが出来るのであれば、どんどんこういったマーケティングを打ってていくべきでしょう。

また企業だけでなく、一般人から注目され、ロールモデルとなり得るトップアスリートや有名人がこういった活動をすることも重要です。特に高給を得ているプロのアスリートは、ひとつのお金の使い方として、こうした社会貢献を考える必要があると思います。米国では、有名になればなるほどアスリートにこういった意識が高くなり、様々な活動をしているのです。

先日、日本でも「ゴールデン・スピリット賞」の表彰が行われ、1勝するごとに10万円を寄付し、タイの子供たちのために図書館を建設した東北楽天の岩隈投手が受賞していました。この他にも、、、

・阪神の赤星選手が盗塁の数だけ車椅子を寄付
・ソフトバンクの和田投手は1球投げるごとに10本のワクチンを寄付
・シアトル・マリナーズの城島捕手は捕殺のたびに250ドルを寄付

など意識の高いアスリートが増えていることも事実。米国ではこうした社会貢献を行うアスリートには大きな敬意が表され、MLBのロベルト・クレメンテ賞はMVPと同等かそれ以上の名誉だと言われているほどです。まだまだ米国のアスリートに比べると、意識の高いアスリートは相対的には少ないかもしれません。これからもっともっとこういう活動をするアスリートが増えてくれば、プロのアスリートの社会的な存在価値が上がっていくのではないでしょうか。
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://sportsaddicted.blog117.fc2.com/tb.php/261-21625181
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。