2008.12.22
sports business in chaos...
更新頻度が激下がりしていたので、徐々に回復していこうと思います。
近頃目に付く話題といえば、経済状況の悪化に伴って、懸念されていた企業スポーツの第二次廃部ラッシュの兆候。
長年企業の上に乗っかってきたスポーツチームが、経営圧迫で廃部に追い込まれていく。広告になるならまだしも、日本には歴史とかお付き合いとかでスポンサードする企業もあると聞きます。
内定が取り消されたり、派遣社員が簡単に切られてしまうこのご時世、さすがに経営の負担になっているスポーツチームが切られてしまうのは、当然といえば当然なのでしょうか。「言うは易し」ですが、スポーツチームを持つ企業にとってそのチームが広告や社員の士気高揚のために使われるのではなく、スポーツ自体が商品として売れるようなシステムを作っていけなければ、このまま日本のスポーツ(特にマイナースポーツ)が衰退していく事は目に見えています。
なかなか地域密着のクラブチームを一から作り上げるのは簡単ではないから、スポンサーは間違いなく必要です。しかし、既にそうなりつつありますが、これからはスポンサー企業ではなくパートナー企業と呼ばれる時代です。つまり投資対効果が求められるということ。
欧州のビッグクラブなんかには(特にプレミアリーグには)、投資家が入ってきていますが、これは良かれ悪かれ間違いなくスポーツそのものがビジネスコンテンツとして捉えられているということです。ただ「おらがクラブ」でやってきた地元サポーターからは白い目で見られるという現実ももちろんあります。
資本主義経済の弊害が如実に現れ始め、社会の流れがこうなってしまった以上、スポーツ業界にも生きていく為にはそれ位ドライな見方が必要なのでしょうか。でも、それでは切な過ぎる気がします。
クラブチーム自体がブランド価値を持つ最たる好例のひとつ。クラブワールドカップでのあのManchester Unitedに対する熱狂振りを見る限り、まだまだスポーツも捨てたモンじゃないと思うのですが・・・。
やっぱりコンテンツが鍵ですね。
近頃目に付く話題といえば、経済状況の悪化に伴って、懸念されていた企業スポーツの第二次廃部ラッシュの兆候。
長年企業の上に乗っかってきたスポーツチームが、経営圧迫で廃部に追い込まれていく。広告になるならまだしも、日本には歴史とかお付き合いとかでスポンサードする企業もあると聞きます。
内定が取り消されたり、派遣社員が簡単に切られてしまうこのご時世、さすがに経営の負担になっているスポーツチームが切られてしまうのは、当然といえば当然なのでしょうか。「言うは易し」ですが、スポーツチームを持つ企業にとってそのチームが広告や社員の士気高揚のために使われるのではなく、スポーツ自体が商品として売れるようなシステムを作っていけなければ、このまま日本のスポーツ(特にマイナースポーツ)が衰退していく事は目に見えています。
なかなか地域密着のクラブチームを一から作り上げるのは簡単ではないから、スポンサーは間違いなく必要です。しかし、既にそうなりつつありますが、これからはスポンサー企業ではなくパートナー企業と呼ばれる時代です。つまり投資対効果が求められるということ。
欧州のビッグクラブなんかには(特にプレミアリーグには)、投資家が入ってきていますが、これは良かれ悪かれ間違いなくスポーツそのものがビジネスコンテンツとして捉えられているということです。ただ「おらがクラブ」でやってきた地元サポーターからは白い目で見られるという現実ももちろんあります。
資本主義経済の弊害が如実に現れ始め、社会の流れがこうなってしまった以上、スポーツ業界にも生きていく為にはそれ位ドライな見方が必要なのでしょうか。でも、それでは切な過ぎる気がします。
クラブチーム自体がブランド価値を持つ最たる好例のひとつ。クラブワールドカップでのあのManchester Unitedに対する熱狂振りを見る限り、まだまだスポーツも捨てたモンじゃないと思うのですが・・・。
やっぱりコンテンツが鍵ですね。
2008.12.05
salon du kenji
また一週間経ってしまいました。
今週もまた様々な出会いがあり、1ヶ月前に発注した名刺も底をつき、新たに発注です。
昨日は「サロン・ド・ケンジ」というイベントに恐れ多くも参加してきました。
現在は参議院議員である元ノルディック複合チャンピオン荻原健司氏主催の会ですが、本当に色々な業種の方々がいらっしゃり、貴重な経験をしてきました。
まだまだ人脈と呼べるものはないに等しいですが、ひとつずつの出会いを大切に、育てていこうと思います。
今週もまた様々な出会いがあり、1ヶ月前に発注した名刺も底をつき、新たに発注です。
昨日は「サロン・ド・ケンジ」というイベントに恐れ多くも参加してきました。
現在は参議院議員である元ノルディック複合チャンピオン荻原健司氏主催の会ですが、本当に色々な業種の方々がいらっしゃり、貴重な経験をしてきました。
まだまだ人脈と呼べるものはないに等しいですが、ひとつずつの出会いを大切に、育てていこうと思います。
2008.11.22
cause related marketing
コーズ・リレーテッド・マーケティング(Cause Related Marketing)。要は企業のマーケティングを社会的な課題のために活用するということ。
例えば、ある商品の売り上げの一部が世界の恵まれない子供たちのための募金になるとか、そういう社会貢献的な部分をもちつつ、商品の販促も行うという活動です。
米国でマネジメントしていたGary Hall, Jr.選手は、1型糖尿病を持ったアスリートで自身で「Gary Hall, Jr. Foundation for Diabetes(ゲーリー・ホールJr.糖尿病基金)」というNGOを持っています。彼は治療法の見つかっていないこの病気の研究費を調達するため、イベントを行ったり、自身のスポンサー契約の一部を寄付するなどの活動をしています。
最もわかりやすかった例は、あるシェービング・フォームのブランドとタイアップして、売り上げの数%がGHJ基金に回るといったものでした。米国では多くの子供たちがこの病気にかかっており、大きな社会的課題のひとつになっているので、これはまさにCRMの具体例と言えます。
CRMはCSR(企業の社会的責任)の活動のひとつとして、とても意義深いものだと思います。もちろん販促ということも目的のひとつですが、相乗効果で社会的課題に取り組むことが出来るのであれば、どんどんこういったマーケティングを打ってていくべきでしょう。
また企業だけでなく、一般人から注目され、ロールモデルとなり得るトップアスリートや有名人がこういった活動をすることも重要です。特に高給を得ているプロのアスリートは、ひとつのお金の使い方として、こうした社会貢献を考える必要があると思います。米国では、有名になればなるほどアスリートにこういった意識が高くなり、様々な活動をしているのです。
先日、日本でも「ゴールデン・スピリット賞」の表彰が行われ、1勝するごとに10万円を寄付し、タイの子供たちのために図書館を建設した東北楽天の岩隈投手が受賞していました。この他にも、、、
・阪神の赤星選手が盗塁の数だけ車椅子を寄付
・ソフトバンクの和田投手は1球投げるごとに10本のワクチンを寄付
・シアトル・マリナーズの城島捕手は捕殺のたびに250ドルを寄付
など意識の高いアスリートが増えていることも事実。米国ではこうした社会貢献を行うアスリートには大きな敬意が表され、MLBのロベルト・クレメンテ賞はMVPと同等かそれ以上の名誉だと言われているほどです。まだまだ米国のアスリートに比べると、意識の高いアスリートは相対的には少ないかもしれません。これからもっともっとこういう活動をするアスリートが増えてくれば、プロのアスリートの社会的な存在価値が上がっていくのではないでしょうか。
例えば、ある商品の売り上げの一部が世界の恵まれない子供たちのための募金になるとか、そういう社会貢献的な部分をもちつつ、商品の販促も行うという活動です。
米国でマネジメントしていたGary Hall, Jr.選手は、1型糖尿病を持ったアスリートで自身で「Gary Hall, Jr. Foundation for Diabetes(ゲーリー・ホールJr.糖尿病基金)」というNGOを持っています。彼は治療法の見つかっていないこの病気の研究費を調達するため、イベントを行ったり、自身のスポンサー契約の一部を寄付するなどの活動をしています。
最もわかりやすかった例は、あるシェービング・フォームのブランドとタイアップして、売り上げの数%がGHJ基金に回るといったものでした。米国では多くの子供たちがこの病気にかかっており、大きな社会的課題のひとつになっているので、これはまさにCRMの具体例と言えます。
CRMはCSR(企業の社会的責任)の活動のひとつとして、とても意義深いものだと思います。もちろん販促ということも目的のひとつですが、相乗効果で社会的課題に取り組むことが出来るのであれば、どんどんこういったマーケティングを打ってていくべきでしょう。
また企業だけでなく、一般人から注目され、ロールモデルとなり得るトップアスリートや有名人がこういった活動をすることも重要です。特に高給を得ているプロのアスリートは、ひとつのお金の使い方として、こうした社会貢献を考える必要があると思います。米国では、有名になればなるほどアスリートにこういった意識が高くなり、様々な活動をしているのです。
先日、日本でも「ゴールデン・スピリット賞」の表彰が行われ、1勝するごとに10万円を寄付し、タイの子供たちのために図書館を建設した東北楽天の岩隈投手が受賞していました。この他にも、、、
・阪神の赤星選手が盗塁の数だけ車椅子を寄付
・ソフトバンクの和田投手は1球投げるごとに10本のワクチンを寄付
・シアトル・マリナーズの城島捕手は捕殺のたびに250ドルを寄付
など意識の高いアスリートが増えていることも事実。米国ではこうした社会貢献を行うアスリートには大きな敬意が表され、MLBのロベルト・クレメンテ賞はMVPと同等かそれ以上の名誉だと言われているほどです。まだまだ米国のアスリートに比べると、意識の高いアスリートは相対的には少ないかもしれません。これからもっともっとこういう活動をするアスリートが増えてくれば、プロのアスリートの社会的な存在価値が上がっていくのではないでしょうか。
2008.11.09
cycle mode tokyo
土曜日、今週末に幕張メッセで行われていたCycle Modeというイベントに行ってきました。
自転車の知識なんてほとんどないまま会場に行くと、その人の数とブースの数に驚きました。噂では聞いていましたが、自転車人気は凄いみたいですね。
確かに同じ最高峰の車体でも、F1のような自動車は手に入りませんが、トップレーサーが乗る自転車なら、まだ手の届く存在なのかもしれません。とは言っても、一番高いものは数百万円するみたいですが。
お仕事で来ていた友達に色々と教えてもらい、関係者も紹介してもらい、新たなネットワークも広がりました。プロサイクリング業界にはとてもユニークな動きもあって、今後が楽しみだなぁと感じさせられました。
とにかく、こうして色んなところに足を運び、自分の目と耳で学ぶというのはとても重要なことだと改めて感じるのでした。
自転車の知識なんてほとんどないまま会場に行くと、その人の数とブースの数に驚きました。噂では聞いていましたが、自転車人気は凄いみたいですね。
確かに同じ最高峰の車体でも、F1のような自動車は手に入りませんが、トップレーサーが乗る自転車なら、まだ手の届く存在なのかもしれません。とは言っても、一番高いものは数百万円するみたいですが。
お仕事で来ていた友達に色々と教えてもらい、関係者も紹介してもらい、新たなネットワークも広がりました。プロサイクリング業界にはとてもユニークな動きもあって、今後が楽しみだなぁと感じさせられました。
とにかく、こうして色んなところに足を運び、自分の目と耳で学ぶというのはとても重要なことだと改めて感じるのでした。
2008.09.08
the spiral
北京五輪後、どこの国でもメダリストは忙しい。
うちの事務所からはリレーでの金メダリストは出たものの、個人での金メダリストは生まれませんでした。金メダル獲得数の多い米国なので、銀・銅メダリストはそれほどでもないのかと思っていましたが、銀メダリストになったクライアントは、帰国後は引っ張りだこです。
ただ待っていてオファーが舞い込んで来るものではもちろんありませんが、銀メダリストでもこの人気というのは意外と言えば意外です。五輪競技の中では比較的人気のある競泳という種目であることも関係知るとは思います。特に今回はSports Illustratedの表紙に8つの金メダルをぶら下げて登場したMichael Phelps効果もあるし。
ただ、はっきり言えることは、五輪競技においては、メダリストになることとなれないことの差はとても大きいということ。4年に一度だけという舞台で、立つだけでも厳しいのに、プロとして活動するにはメダリストになる必要がある。逆に本当にトップを目指す選手がプロとして活動しているということでもある。
リーグがあるスポーツでプロになることと、リーグのないスポーツでプロになることは全く違う。リーグがあっても高額契約を結べるのはごくひと握りだが、最低でも生活には困らない。一方でリーグのないスポーツでは、一企業に所属せずにプロとして独立することに大きなリスクがある。
スポーツ自体の商品価値を上げていくことが、選手によりよい環境を与えられる解決策になっていくと思う。が、商品価値を上げるということはすなわち、選手の競技レベルが向上していくことでもある。
卵が先か、ひよこが先か・・・。
うちの事務所からはリレーでの金メダリストは出たものの、個人での金メダリストは生まれませんでした。金メダル獲得数の多い米国なので、銀・銅メダリストはそれほどでもないのかと思っていましたが、銀メダリストになったクライアントは、帰国後は引っ張りだこです。
ただ待っていてオファーが舞い込んで来るものではもちろんありませんが、銀メダリストでもこの人気というのは意外と言えば意外です。五輪競技の中では比較的人気のある競泳という種目であることも関係知るとは思います。特に今回はSports Illustratedの表紙に8つの金メダルをぶら下げて登場したMichael Phelps効果もあるし。
ただ、はっきり言えることは、五輪競技においては、メダリストになることとなれないことの差はとても大きいということ。4年に一度だけという舞台で、立つだけでも厳しいのに、プロとして活動するにはメダリストになる必要がある。逆に本当にトップを目指す選手がプロとして活動しているということでもある。
リーグがあるスポーツでプロになることと、リーグのないスポーツでプロになることは全く違う。リーグがあっても高額契約を結べるのはごくひと握りだが、最低でも生活には困らない。一方でリーグのないスポーツでは、一企業に所属せずにプロとして独立することに大きなリスクがある。
スポーツ自体の商品価値を上げていくことが、選手によりよい環境を与えられる解決策になっていくと思う。が、商品価値を上げるということはすなわち、選手の競技レベルが向上していくことでもある。
卵が先か、ひよこが先か・・・。



